2017年は仮想通貨の話題が盛り上がりました。
取引所などのテレビCMも始まり、日本での仮想通貨の認知度は今まで以上に上がったことでしょう。
2018年になり、今年も仮想通貨に関して大きな動きがありそうです。
投資家の人は、仮想通貨の情報収集にますます忙しくなるかもしれません。
この記事では、ICO(新規仮想通貨公開)の2018年のおすすめや、購入方法について解説します。
2018年のおすすめのICOは?
2018年に注目すべき3つのICOを簡単に紹介します。
- サイフェリアム
- レントベリー
- スピードマイニングサービス
サイフェリアム
アマゾン、グーグル、マイクロソフト出身の開発者で構成されたチーム「サイフェリアム」が新しいブロックチェーン(利用者みんなで共有できる台帳)の開発をしています。
サイフェリアムは新しい仮想通貨として、今一番メジャーなビットコインのライバルになりえるか、注目が集まっています。
レントベリー
レントベリーは簡単にいうと、物件のオーナーと借り主を「家賃入札」というシステムでつなぐサービスを提供する企業です。
家賃入札とはその名の通り、家賃をオーナーが一方的に決めるのではなく、借り主が入札することで決まるというもの。
レントベリーは、アメリカのBBCニュースやフォーブスなど大手メデイアに注目され、ある記事では2018年に成功する可能性の高いICOトップ10にも選ばれました。
トークンの購入にはイーサリアムが必要です。
言ってることが難しいですが、以下引用です。
分散型ホームレンタルプラットフォーム
Rentberryは、運用可能な長期レンタルプラットフォームを提供しています。
それはブロックチェーンテクノロジーを活用してシームレスなレンタル体験を保証し、レンタルセキュリティ預金に結びついた数百万ドルをテナントがアンフリーズするのを可能にするクラウドソーシングを可能にします。
スピードマイニングサービス
スピードマイニングサービスは、ネット上にある共有の台帳(ブロックチェーン)に記録される取引の確認作業をよりスピーディに行うシステムを開発しています。
日本の企業なので、日本人向けという安心感のあるICOです。
ここでは上記の3つのICOを挙げましたが、他にも多くのおすすめICOがあります。
ICOのメディアサイトにいくと、2018年のICOのスケジュールが一覧で確認できるものなど、様々な情報が手に入ります。
ICOの購入方法(買い方)
ICOに参加するには、まずあなたが参加したいICOに必要な種類の仮想通貨を用意しましょう。
ICOによってビットコインが必要なもの、イーサリアムが必要なものなど様々です。
ウォレットを作るor取引所で口座を開く
仮想通貨をもつためには、ウォレットを作るか、取引所で口座を開く必要があります。
ウォレットとはインターネット上の財布のことで、仮想通貨の種類によって専用のウォレットがあります。
ウォレットの作成、口座の開設はそれぞれの公式サイトからできます。
おすすめのウォレット、取引所をいくつか挙げます。
ウォレット
- Copay(クーペイ)(BTC)
- GreenAddredss(グリーンアドレス)(BTC)
- BLOCKCHAIN(ブロックチェーン)( BTC、ETH)
- Metamask(メタマスク)(ETH、ETHベーストークン)
- MyEtherWallet(マイイーサウォレット)(BTC、ETH、REP)
※BTC=ビットコイン、ETH=イーサリアム、REP=オーガー
取引所
ウォレットの作成か口座の開設を済ませ、取引所で仮想通貨を買えばICOの準備が完了です。
ICOの指定アドレスへ送金
仮想通貨の購入を済ませたら、参加するICOの公式サイトへ行きます。
公式サイトでアカウントの作成をし、そのICOが指定するアドレスへ送金することで、ICOへの参加が完了します。
あとは購入したトークンの価値が上がるのを待つだけです。
ICOの詐欺に注意
ICOは株式の上場よりもお手軽に投資家から資金の調達ができる仕組みなので、これまでに詐欺が多発しています。
ICOの詐欺とは?
ICOは企業が作った独自のトークンを、クラウドファンディングで不特定多数の投資家に売ることになりますが、投資家はトークンを購入した時点で金融資産を得たことになり、基本的に配当などはありません。
企業が資金を集めた後に、予定通りに事業を行わず、そのままどこかへ消えてしまい、連絡が取れなくなるといったことや、事業が計画通りに行われないといった詐欺のケースがこれまでに報告されています。
このような流れから中国・韓国ではICOが廃止されることとなりました。
この先、投資家を守るための法整備が進むことが望まれます。
ICOの詐欺への対策、見分け方
ICOに参加する際は、あらかじめホワイトペーパーなどに目を通し、事業の内容やその魅力について把握しておきましょう。
またICOの公式サイトで、企業の所在地や代表者の素性をその他のデータと照合したり、「最低価格保証」など怪しい文言がないかチェックをしましょう。
ICOで話題のCOMSA(コムサ)とは?
COMSA(コムサ)とは、日本発のICOプラットホーム(環境)で、今のところ国内のICOで一番成功した(資金が集まった)ものとして有名です。
トークンセールでは100億円を超える資金調達に成功し、世界のICOで歴代6位の資金調達額になる人気ぶりで、2018年も目が離せません。
COMSA(コムサ)のICOでは、ビットコイン、イーサリアム、ネムなどを使って、トークンであるCOMSA(コムサ)を買うことになります。
COMSA(コムサ)はその他のICOに参加するために必要なトークンの一つですが、流通量に限りがあり、今後COMSA(コムサ)をもっていないと参加できないICO案件が出てきます。
もしCOMSA(コムサ)がないと参加できないICO案件が出てきたとして、あなたがそれに参加したいけど手元にCOMSA(コムサ)を用意していない場合、取引所でCOMSA(コムサ)を買わなければいけなくなります。
COMSA(コムサ)のICOは終了しましたが、取引所のザイフでもCOMSA(コムサ)を買うことができます。
まとめ
この記事でとりあげたもの以外にも、まだまだ多くのICO案件があります。
山ほど存在するICO案件の中にも、素晴らしいものから詐欺のものまであるので、ICOに参加する時は、事前にホワイトペーパーやICOメディアで情報収集をしておきましょう。