最近、人気が急上昇中の「ユーチューバー」という職種。
年収1000万円以上を目指し、動画投稿を行う人が増えていますが、ユーチューバーの正確な給与というのは公式では明らかになっていません。
人気のユーチューバーは一体どのくらい稼いでいるのでしょうか?
日本と世界のユーチューバーの年収ランキングと平均を調べました。
日本のユーチューバー年収ランキング
日本で活躍するユーチューバーの中でも、一度は名前を聞いたことがあるであろうユーチューバーの、2016年の年収をランキングにしてみました!
計算方法については、YouTubeランキングの月間再生回数を参考に1再生あたりの単価を0.1円で計算しました。
※ヒカキンは1再生=0.15円で計算
また、収入に大きく関わってくるサブチャンネルを持っている場合、再生回数を合算しています。
では第1位から順に見てみましょう!
第1位.HIKAKIN(ヒカキン)
推定年収4億9000万円
ご存知、ヒカキンさんが文句なしの1位です。
ボイパ・ゲーム実況(マイクラ、スプラトゥーン2、青鬼が有名)・実験などのやってみた系・商品紹介など、幅広いジャンルの動画を投稿しています。
YouTubeの動画再生回数以外にも、株式会社UUUMの役員報酬もあるので、約5億円になると推測されます。
最近はフジテレビの人気番組「逃走中」にも出演されるなど、多岐にわたって活躍をされています。
一時期、再生回数が落ち着いて収入が激減したとの噂もありましたが、収入は上がっていく一方なのでこれからも上位にランクインしていくでしょう。
第2位.はじめしゃちょー
推定年収3億6000万円
再生回数・チャンネル登録者数に関しては1位のヒカキン以上の時もある、はじめしゃちょーが2位となりました。
実験などのやってみた系やドッキリの動画が多いですね。
月収はいったん母親に預ける
最近の動画(2018年9月)の動画で月収を告白していますが、入ってきたお金はいったん全額、母親に預けるそうです。
母親に預けたお金から50~100万ぐらいをもらっていることを臭わせており、はっきりいくらと明言はしていません。
母親に預ける理由は、はじめしゃちょーはお金の管理が下手なので、あったらあっただけ使ってしまう恐れがあるとのこと。
炎上やスキャンダルによる活動休止
2017年になってからは炎上したりスキャンダルがあったりで活動休止をした期間もありました。
イケメンで人気者ゆえ、プライベートのスキャンダルのみならず、住所が割れたことによるストーカー被害など、話題に事欠きません。
現在は活動再開していて、「はじめしゃちょーの畑」という愉快な仲間たちとお送りする新しいチャンネルも始まっています。
今後の活躍に期待ですね。
第3位.SEIKIN(セイキン)
推定年収2億3400万円
ヒカキンの実の兄セイキンさんが3位となりました。
YouTubeの広告収入以外にも、企業とのタイアップ動画にも多く出演しています。
また、ヒカキンと共演したりCDを出したりもしているので、年収は2億を超えてきます。兄弟合計で7億円以上とは、凄すぎです。
セイキンさんの動画では「スパイダーマン」のゲーム実況が有名です。
第4位.キッズライン♡Kids Line
推定年収1億6000万円
幼児向けのチャンネルで、コウくん(6歳)と、ネミちゃん(9歳)がおもちゃで遊ぶ動画です。
幼児向けのチャンネルといえども、しっかりとしたセットで撮影され、2人のストーリー性のある遊びが人気の理由です。
再生回数が2016年は15億回以上なので、子供と言えども年収は1億6000万円前後になるでしょう。
第5位.マックスむらい
推定年収1億5000万円
パズドラの攻略法を紹介
スマホゲーム「パズドラ」の攻略法の紹介を中心に配信しており、AppBank株式会社の代表取締役でもあります。
2017年3月29日放送の「リトルトーキョーライフ(テレビ東京系)」に出演した際、過去MAX年収2億5000万円と告白しております。
元役員が逮捕
マックスむらいさんも炎上や、代表を務めるAppBank株式会社の元役員が横領事件で逮捕されるなどのイメージダウンがありました。
現在は動画の再生回数も落ち着いている為、1億5000万円と推測しました。
第6位.ヒカル
推定年収1億4000万円
現在26歳のヒカルは会社の社長で、18歳の若さで起業したそうです。
YouTubeは事業の一環であり、自身の経験を活かしたビジネス論やいじめなどの社会問題についてのトーク、ヘアメイク、カラオケ等の動画を投稿しています。
年収に関して、「月収1000万円を切ったことがない」と動画内で本人が告白しています。
広告収入だけでは年収1億円を切ってしまうでしょうが、本業は社長なので1億4000万円という金額になりました。
第7位.Kan & Aki’s CHANNEL
推定年収1億1000万円
カンナちゃん・アキラちゃん・アサヒちゃんの三姉妹が出演している幼児向けのチャンネルです。
おもちゃで遊んだりお菓子を作ったりと、3人とも笑顔が絶えず、親子で視聴する方も多いようです。
また、2015年7月に「ぎんたくん」という男の子が産まれて、4人で出演することもあります。
2016年の再生回数が11億回の為、年収も1億円を超える計算になります。
⇒ Kan & Aki's CHANNEL【YouTube公式】
第8位.AAAjoken
推定年収1億円
こちらも幼児向けチャンネルですが、顔出し・声出しは一切なく、主にアンパンマンのおもちゃでアニメ風に動画を編集して投稿しています。
編集のクオリティが高いので、声が無くてもストーリーを感じられる動画です。
1億円を超えるか超えないかというラインではありますが、Amazonでの広告収入も発生している可能性もあり、推定1億円となりました。
第9位.せんももあいチャンネル Sen, Momo & Ai Channel
推定年収9900万円
またまた幼児向けチャンネルです!
幼児向けは強いですねw
こちらは、センノスケくん・モモコちゃん・アイコちゃん・シロウくんの4兄弟が楽しく遊ぶ動画を撮影してくれています。
おもちゃで遊んだり、お出かけをしたときの4人の様子だったりと、日常生活を含めた動画が多いです。
⇒ せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii 【YouTube公式】
第10位.kougeisya
推定年収6200万円
7位Kan & Aki’s CHANNELの子供たちのお父さんのチャンネルです。
主に子供たちと遊んでいる動画の投稿で、幼児向けのチャンネルをいち早く投稿した人でもあります。
お父さんは本業は看板屋さんでこちらは副業になりますが、親子でユーチューバーとは凄いですね!
第11位.ポッキー
推定年収5700万円
幅広いジャンルのゲーム実況を行っているユーチューバーです。
ゲームの腕前は確かなうえ「癒し系のイケメン」とも言われて人気です。
ポッキーはYouTubeの広告収入を本業としており、他に仕事は行っていないとの噂もあります。
⇒ ポッキー / PockySweets【YouTube公式】
第12位.木下ゆうか
推定年収5600万円
大食いユーチューバーとして人気の木下ゆうかさん。
大食いの動画を投稿
寿司200貫、卵かけごはん8合、ネギトロ丼4㎏など、実際に料理をして完食するまでの大食いの動画を投稿しています。
そのインパクトのある内容と可愛い見た目とのギャップが、さらに人気を上げています。
はじめしゃちょーとの騒動
木下さんは、2位のはじめしゃちょーとの騒動もありましたが、現在も動画の投稿は行われています。
今後はさらにタイアップ動画が増えていく可能性が高いので、年収は上がっていくと思われます。
第13位.ミラクルぐっち
推定年収5000万円
ぐっちの部屋ことミラクルぐっちは、ゲーム実況動画を投稿しています。
お笑い芸人だった過去
実は過去よしもと興業に所属し、お笑い芸人として活動していたこともあります。
YouTube動画内のトークはとても面白いのですが、なぜかお笑い芸人として活動していた時は全くウケなかったとの事。
現在はUUUMに所属
いまは株式会社UUUMに所属し、ユーチューバーとして年収5000万円以上を稼いでいます。
芸人と同じエンターテイメントの道で成功したわけですね。
第14位.赤髪のとも
推定年収4900万円
マインクラフトを中心としたゲーム実況動画を投稿しています。
顔・声ともにイケメン
顔・声ともにイケメンという事でも有名ですが、本業に関しては様々な噂があります。
美容師・パティシエ・教師・花屋の配達などなど…。
プライベートは謎
本人は公開しておりませんので、プライベートはなぞに包まれています。
年収に関しては、再生回数から4000万円以上は超えてくるだろうと想定します。
筆者もゲーム実況を拝見してた時期がありました。
⇒ 赤髪のとものゲーム実況チャンネル!!【YouTube公式】
第15位.ワタナベマホト
推定年収3500万円
ここにもイケメンあり
YouTubeきってのイケメンといわれるマホトは、はじめしゃちょーのような実験などのやってみた系の動画を投稿するユーチューバーです。
以前YouTubeの動画内で、自身の税金について「1200万円取られた」と告白しており、逆算すると少なくとも3500万円以上は稼いでいることになります。
孝行息子?
さらにマホトは自身の両親に「自分が養うから仕事を辞めてくれ」という親孝行っぷりを見せています。こんな子供が欲しいものです…。
やはり、ヒカキンとはじめしゃちょーは凄いですね。
また、上位にランクインしているユーチューバーで幼児向けのチャンネルが一番多く、次にゲーム実況のチャンネルが多い結果となりました。年収も一般人とはケタが違いすぎて、もう芸能人以上のレベルですよね!
その他人気のユーチューバーを4名ご紹介【番外編】
- がっちゃんねる
- バイリンガールちか
- ぷろたん
- 釣りよかでしょう
上記ランキングには入りませんでしたが、他にも人気のユーチューバーを4名ご紹介します。
1.がっちゃんねる
推定年収2400万円
幼児向けのチャンネルで、「がっちゃん」という幼稚園児の男の子が出演しています。
おもちゃで遊ぶ動画や、トミカやプラレールなどのイベントの動画を配信してくれています。
ランクインはしませんでしたが再生回数が多いので、年収2400万円前後は稼いでいる可能性が高いでしょう。
⇒ がっちゃんねる★TheGacchannel【YouTube公式】
2.バイリンガールちか
推定年収830万円
テレビCMなどのメディアで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
英会話の学習チャンネルを配信しています。
再生回数自体は少ないですがメディア出演が多いので、出演料も考えると830万円前後かと推測します。
⇒ バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika【YouTube公式】
3.ぷろたん
推定年収710万円
女装する筋肉系ユーチューバー
ぷろたんは、「女装する筋肉系ユーチューバー」という他にはないジャンルを開拓しました。
大手のYouTuber事務所であるVAZに所属し、ちょっと変わった日常生活や、やってみた系の動画を投稿しています。
ブログも運営
年収は推定710万円ですが、広告収入が本業との事で、自身のブログでアフィリエイトを行っているそうです。
そうなると年収1000万円以上になる可能性も出てきますね!
4.釣りよかでしょう
推定年収650万円
複数名のユーチューバーで運営されており、みんなでバス釣りをメインに行う動画を配信しています。
釣り系の動画はよくアップされますが、こちらは動画がしっかり編集されて視聴しやすく、釣りの腕前も確かなものがあります。
2016年以降再生回数がどんどん伸びていますので、推定650万円から2017年は1000万円まで行くのではないかと思います。
動画のジャンル、年収はユーチューバーによって様々
一言でユーチューバーといっても、動画のジャンルが様々で、年収も変わってきます。
「ユーチューバーの平均年収っていくらなの!?」と思う方もいるでしょうが、再生回数によってもふり幅が大きいので、「平均」は割り出せないのが事実です。
世間では平均年収700万、月給100万、などいわれることもあるようですが、完全歩合制になるので信憑性は薄いと言えます。
とくに再生回数が伸びなければ「月収数百円」という声もありますので…。
売れっ子になって軌道に乗れば、年収1000万円以上も夢ではないでしょう!
世界のユーチューバー年収ランキング
海外のユーチューバーの年収ランキングはどうなっているのでしょうか?
アメリカのフォーブス誌が、「世界のユーチューバーの収入」を発表しており、それをもとにランキング形式にしてみました。
第1位.PewDiePie(ピューディパイ)
推定年収1200万ドル(約14億円)
ユーチューバーの年収世界一となるのがこの方。
スウェーデン出身の男性ユーチューバー
ゲーム実況動画を配信しているスウェーデン出身の男性ユーチューバーです。
人気の要因の一つとして、「プレイ中のオーバーリアクション」があります。
紹介したゲームの売上が伸びる
彼が紹介したゲームはかなり売り上げがよくなるらしく、企業からの依頼も頻繁にあるそうです。
チャンネル登録者数は4000万人以上で、今現在も増え続けています!
それにしても14億円なんて、もう仕事しなくてもいいですねw
第2位.Smosh(スモッシュ)
850万ドル(約10億円)
男女二人組のユーチューバーです。
「もしスーパーパワーがあったら」などという「もしも○○だったら」シリーズの動画を投稿しています。
コメディー動画にはなりますが、手の込んだ編集と万人受けする内容なので、全世界から人気があります。
第3位.Fine Brothers(ファインブラザース)
850万ドル(約10億円)
主に「リアクションを紹介する動画」を配信しています。
例えば、世界のCMを対象の人物(一般人やユーチューバーなど)に見せた時のリアクションを紹介するという動画です。
そのほかにも幅広いジャンルのコメディー動画を配信しています。
⇒ Fine Brothers(ファインブラザース)【YouTube公式】
第4位.Lindsey Stirling(リンジー・スターリング)
600万ドル(約7億1400万円)
バイオリンの演奏を行いながらダンスをするという動画を投稿しています。
このスタイルが評判で、現在レコード会社からのオファーがたくさん来たり、世界中でコンサートも行っているとの事です。
⇒ Lindsey Stirling(リンジー・スターリング)【YouTube公式】
第5位.Rhett & Link
450万ドル(約5億3500万円)
明るい音楽の歌を配信している2人組の男性ユーチューバーです。
BGMとして聞きたくなるような音楽の他に、オモシロ動画の投稿も行っています。
YouTubeで有名になってからは、メディア出演やスポンサー契約があり、収入も右肩上がりだといいます。
第6位.KSI
450万ドル(約5億3500万円)
イギリスの男性ユーチューバーです。
彼は普段コメディアンとゲームの評論家を兼任しているそうで、YouTubeの動画内容も笑いを取るようなオモシロ動画が多いです。
常に元気で明るいイメージがあり、そこも人気の要因の一つです。
第7位.ミシェル・ファン/Michelle Phan
300万ドル(約3億5700万円)
メイクの手順の動画を配信している女性ユーチューバーです。
世界の有名人の化粧を真似して紹介するという動画がメインになり、自身で化粧品会社の起業も行っています。
⇒ ミシェル・ファン/Michelle Phan【YouTube公式】
第8位.Lilly Singh(リリー・シン)
250万ドル(約3億円)
歌手でもあり、コメディアンでもある女性ユーチューバーです。
歌唱力は定評がありますが、コメディアンとしての笑いを取る動画はあまり無いように感じます。
⇒ Lilly Singh(リリー・シン)【YouTube公式】
第9位.Roman Atwood(ローマン・アトウッド)
250万ドル(約3億円)
ドッキリ動画と言えばこの人!と言っても過言ではないくらい、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
知り合いにイタズラを行うのではなく、一般人の方々へイタズラを行いますので、臨場感あふれるドッキリ動画を見ること事ができます。
テレビCMなどのメディア出演もされているようです。
⇒ Roman Atwood(ローマン・アトウッド)【YouTube公式】
第10位.Rosanna Pansino(ロザンナ・パニシノ)
250万ドル(約3億円)
料理・お菓子のレシピを投稿
料理・お菓子のレシピを投稿している女性ユーチューバーです。
ただ過程を紹介するだけではなく、使用している道具や食材を細かく説明しながら撮影されていますので、わかりやすく人気です。
レシピ本の出版、メーカーとの契約
また、紹介したレシピの本を出版したり、キッチン雑貨のメーカーとの契約を結ぶなど、YouTube以外にも収入源があります。
⇒ Rosanna Pansino(ロザンナ・パニシノ)【YouTube公式】
世界のランキング、日本と比べるとスケールが違いすぎて全く別物に感じてしまいます。
大きな違いは年収にもありますが、「幼児向け」動画が無いという事です。
海外では幼児がYouTubeを視聴する習慣が無いのか、そもそもユーチューバーとして幼児を出演させない傾向にあるのかもしれませんね。
日本と世界のユーチューバーの年収平均
上記のランキングを参考に、日本と海外、それぞれの上位ユーチューバーの年収平均を出してみました。
平均年収 | |
日本のユーチューバー | 約1億9千50万(ベスト10の平均) |
海外のユーチューバー | 約6億3千500万円 |
やはり世界は広い…とでも言いましょうか笑
一般人の中からもこういった影響力をもつ人たちが現れるというのは、メディアの在り方や時代の変化を感じずにいられません。
ユーチューバーの年収「仕組み」を解説
ユーチューバーの年収の「仕組み」を解説します。
報酬が入る仕組み
人気ユーチューバーの収入に驚きを隠せませんが、「YouTubeで稼ぐ」ということにイメージがわかない人も多いのではないでしょうか?
実際に広告料が払われるまでの仕組みは以下のようになります。
- YouTubeパートナープログラムへの申し込み
- 動画に広告を入れる
- オーバーレイ広告
1:YouTubeパートナープログラムへの申し込み
まず、YouTubeの広告審査で稼ぐためには、「YouTubeパートナープログラム」へ申し込みを行い、審査を経て、承認されなくてはなりません。
2つの申込み条件
申込み条件は2つです。
- YouTubeパートナープログラムを利用できる国のYouTubeクリエイターであること
- 自身のチャンネル内の合計視聴回数が10,000回以上であること
1つ目のYouTubeパートナープログラムを利用できる国ですが、こちらは日本であれば問題ありません。
合計視聴回数が10,000回以上であること
2つ目の合計視聴回数ですが、視聴回数が足りていない場合は、頑張って回数を伸ばさなくてはなりません。
視聴回数の条件が設けられている理由のひとつとして、審査を行う際に「投稿する動画がYouTubeのガイドラインに違反していないか」というのを確認するためでもあります。
審査が完了して承認されると、すぐに動画内に「Googleアドセンス広告」を入れることが出来るようになります。
2:動画に広告を入れる
挿入出来る広告は3種類あります。
- インストリーム広告
- ディスプレイ広告
- オーバーレイ広告
2-1.インストリーム広告
動画再生前に流れる広告です。数秒後にスキップできるようになります。
30秒以上再生される(または全て最後まで再生される)か、視聴者がクリックすると報酬が発生します。
2-2.ディスプレイ広告
主に動画再生画面の右上に表示され、クリックされないと報酬が発生しません。
2-3.オーバーレイ広告
動画再生中に、動画の下の方に横長で表示されるもので、こちらもクリックしないと報酬が発生しません。
上記3種類が主な広告となりますが、はたしてちゃんとクリックされるのか?という不安も出てきますよね…。
でも心配無用です!
「Googleアドセンス広告」というのは、視聴者がGoogleで検索したキーワードなどをもとに、それぞれの人に合った広告をタイミングよく流してくれるのです。
そのため、思っているよりもクリックされることが多いそうです。
3:報酬の支払い
広告報酬であるYouTubeアドセンスの支払いは、月末締めの翌月末に銀行振込で支払われます。
例えば、7/1~7/31に発生した報酬は、8/31までに振り込まれるという事です。
税金はいくら?
これだけ稼いでいるのを見ると、「ユーチューバーの収入って税金がかかるの?」という疑問が出てくるかと思います。
結論から申し上げると、YouTubeの広告収入に税金はかかります!
正確には、確定申告が必要か不要かによって、税金がかかる場合とかからない場合があるのです。
確定申告が必要な人
確定申告というのは1年間の収入を国に申告することですが、申告が必要な人は次の通りです。
- 他に収入が無い場合:YouTube広告収入が38万円以上の人
- 他に収入がある場合:YouTube広告収入が20万円以上の人
一般的に、YouTubeの動画の再生1回あたり0.03円~と言われています。
よって課税対象の20万円以上になるまでには、670万回以上の再生がされないとたどり着きません。
670万回再生で課税の対象に
670万回再生は誰でも達成できるという数字ではありませんので、税金がかかってくるような収入になるまでは時間がかかるかもしれませんね。
しかし、動画の再生回数が軌道に乗ってたくさんの人に見てもらえるようになれば、知らない間に20万円以上の収入になっていた!という可能性もありますので、動画を投稿する人は注意しておく事ではあります。
まとめ
最近人気が急上昇の職種「ユーチューバー」の年収についてまとめてきましたが、世界では日本よりも大きな金額が動いていましたね!
しかし、成功を収めれば億万長者になりますが、ほとんどの投稿者は月数千円~数万円という収入で動画の投稿を行っています。
それだけ夢のある仕事ではありますし、初期導入費用などは掛からないので、まずは気軽に動画投稿を行てみるのもいいですね。
はじめは再生回数が伸びなくても、いつか何かのタイミングで再生回数がグンと伸び、気づいたら年収が倍に!という展開もあるかもしれませんね!