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ビジネクストの審査は甘いの?審査基準・融資までの流れを解説

2019年10月21日

ビジネクストの審査

「ビジネクスト」は、法人や個人事業主を対象とした事業性融資を行うアイフルの系列会社です。

ビジネクストの事業者ローンには「カードローン」「ビジネスローン」の2種類があり、融資を受けるためには個人向けの融資と同様に審査があります。

今回は、「ビジネクスト」の審査基準・審査時間・追加融資などについて、詳しく解説します。

ビジネクストの特徴

親会社はアイフル

親会社はアイフル

ビジネクスト株式会社は、元々は大手消費者金融のアイフルと三井住友信託銀行の共同出資で設立された合併会社です。

2013年に三井住友信託銀行が手を引いたため、現在はアイフルの系列会社になっています。

事業者ローンの対象は、法人や個人事業主で、個人向けの商品はありません。

法人や個人事業主が対象

ビジネクストの事業者ローンは、使用目的が事業の運転資金、つなぎ資金、設備投資、従業員の給料などの事業目的であれば、使いみちは自由です。

ビジネスローンの一番の特徴は、下記の要件を満たすことで「総量規制対象外」になるので、借り入れ金額の規制がなくなるという点です。

  • 使用目的が事業資金であること
  • 確定申告書および事業所の計画書類の提出ができること
  • 借り入れ額が返済能力を超えないこと

これらの条件を満たせば、「総量規制対象外」として、大きな金額の借り入れも可能です。

さらに事業者ローンは、個人事業主の場合は原則的に「無担保・無保証人」で借り入れできるので、使い勝手のよいローン商品として人気です。

ただし、法人の場合は、代表者を連帯保証人とする必要があります。

ビジネクストの2つの事業者ローン

ビジネクストの2つの事業者ローン

ビジネクストの事業者ローンには、「カードローン」と「ビジネスローン」の2つの商品があります。

ビジネクストの事業者ローン カードローン ビジネスローン
借入対象者 法人または個人事業主
※申込み時年齢 満20歳〜満69歳まで
金利(実質年率) 5.0%~18.0% 3.1%~18.0%
借入金額 1万円~1,000万円
※新規取引時は上限500万円
50万円~1,000万円
借入回数 限度額内で何度でも 契約時に一括のみ
返済方式・返済期間・回数 元金定率リボルビング返済:最長5年(60回以内) 元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
返済方法 セブン銀行ATM・アイフルATM・金融機関での振込 銀行口座引落
遅延損害金(実質年率) 20.0%
担保 不要
保証人 原則不要
※ただし法人の場合は原則代表者が連帯保証

(2019年10月時点での調査に基づく)

カードローンは繰り返し利用可

ビジネクストのカードローンは、事業者向けのビジネスローンです。

ローンカードを使って、借り入れ限度額内で繰り返し借り入れできます。

カードローンというと誰でも借りられるような気がしてしまいますが、ホームページには申し込み条件として下記の説明がなされています。

いわゆるお勤めの方(サラリーマン・パート・アルバイト等)はお申込みいただいてもお断りさせていただきますのでご了承ください。

※弊社のご融資商品は全て事業性融資専用であるため。

弊社へお申込みいただける方の具体例は以下のとおりです。
・個人事業主⇒確定申告書Bに営業所得の記載がある方
・法人⇒法人代表者の方

引用元:カードローン申込みの注意点【ビジネクスト公式サイト】

カードローンは1万円から借り入れできるため利用しやすく、カード発行手数料や年会費は一切無料で、カードを使わず振込みでの借り入れも可能です。

返済方式は元金定率リボルビング返済で、毎月決まった金額を返済していきます。

ビジネスローンは一括借り入れのみ

ビジネクストのビジネスローンは、契約時に一括で借り入れします。

借入額は50万円からで、まとまった事業資金として利用できるビジネスローンです。

返済方式は、最長5年の元利均等返済か、最長1年の元金一括返済となります。

ビジネクストの事業者ローン【公式】

ビジネクストの審査

審査は通りやすい

審査は通りやすい

ビジネクストの審査規定は公表されていませんが、審査は比較的通りやすいと言われています。

なぜなら、ビジネクストは銀行系のローン商品よりも金利を高く設定しているからです。

独自の審査を取り入れており、たとえ赤字決算であっても、今後の事業計画を考慮して柔軟な対応をしてもらえると評判です。

審査の基準

ビジネスローンの審査基準は、どのようになっているのでしょうか。

審査規定は一般には公表されていませんが、審査でチェックされる項目はいくつかポイントがあります。

  1. 会社の業歴・業績など
  2. 経営者の信用情報
  3. アイフルでの利用状況

1. 会社の業歴・業績など

会社の審査基準

会社を審査する場合、業歴、業績、事業内容、取引先、使用目的、将来性、税金の納付状況などを見られます。

創業からの年数が長く、業績が良ければ、経営が安定していると判断され、審査には通りやすくなるといえるでしょう。

会社が融資を受ける場合、原則として代表者を連帯保証人とする必要があります。

2. 経営者の信用情報

経営者を審査する場合、個人の信用情報と属性で審査されます。

信用情報で過去の取引状況をチェックし、属性情報で住居区分や不動産の有無などを総合的に見て、返済能力があるかどうかを判断します。

3. アイフルでの利用状況

アイフルでの利用状況

ビジネクストの場合、上記の項目にプラスして、親会社であるアイフルでの利用状況もチェックされます。

もしもアイフルで、過去に支払いの延滞や金融事故の履歴があれば、審査に通るのは難しいです。

アイフルの審査基準・在籍確認を解説!利用可能額の目安は?

審査時間

ビジネクストの仮審査は即日回答も可能ですが、本審査には時間がかかります。

本審査に通過して契約が完了すれば、即日融資が可能です。

「最短即日で融資可能」と公式サイトに記載がありますが、実際には必要書類を提出後に本審査が行われるので、概ね「3営業日」が申込みから融資までの最短時間となります。

それでも、銀行系のローン商品であれば1週間~長ければ1ヶ月程度はかかるので、スピーディーな対応といえるでしょう。

必要書類

必要書類

ビジネクストの必要書類は、本人確認書類が2点必要で、その他の必要書類は法人か個人事業主かによって異なります。

個人事業主の場合は、青色申告か白色申告かによっても変わります。

本人確認書類

本人確認書類は、申込み者本人かを確認する重要な書類です。

詐欺などを防ぐためのものなので、個人向けの銀行系のカードローンや消費者金融のローンでも必ず必要になります。

本人確認書類は、下記の2点のコピーを提出します。

  • 健康保険証
  • 運転免許証、パスポート、住基カード等のうちいずれか1点

その他の必要書類

① 法人

① 法人

法人の場合は、下記の書類が必要になります。

  • 決算書一式のコピー2期分
  • 確定申告書 第一表
  • 製造原価報告書(製造業に関わる場合)
  • 株主資本等変動計算書
  • 個別注記表
  • 勘定科目明細書
  • 試算表(作成している場合)

決算書は会社の経営状況が詳しく記載されているので、審査においてとても重要です。

② 個人事業主(青色申告)
  • 確定申告書一式 直近2年分(以下明細)
  • 第一表
  • 第二表
  • 貸借対照表
  • 損益計算書(収支内訳書)
  • 月別売上金額及び仕入金額等
  • 減価償却費の計算等
  • 事業内容確認書(当社所定)
③ 個人事業主(白色申告)

③ 個人事業主(白色申告)

  • 確定申告書一式 直近2年分(以下明細)
  • 第一表
  • 第二表
  • 収支内訳書
  • 事業内容確認書(当社所定)

確定申告書は、「最新年度のものか」「税務署印または税理士印があるか」がチェックされます。

在籍確認はある?

ビジネクストの在籍確認は、会社への電話連絡で行われます。

個人名での確認も可能なので、ビジネクストの名前では困るという方は、あらかじめ担当者へ個人名での連絡をお願いしましょう。

ビジネクストの申込みから融資までの流れ

1. 申込み

申込み

申込み方法は、電話とインターネットの2通りです。

インターネット申込みは24時間OKで、申込みフォームへ必要事項を入力するだけなので、3分程度で完了します。

電話申込みの受付時間は、9:30〜18:00です。

審査に通るか不安な場合は、30秒で完了する「スピード診断」を利用するとよいでしょう。

入力項目は4項目で、「代表者年齢」「事業形態」「年間売上」「他社借入金額」を入力するだけで、審査に通過するかどうかの目安がわかります。

ビジネクストのビジネスローン【公式】スピード診断

2. 仮審査・結果連絡

申込み受付後、申込み内容に基づいて仮審査が行われます。

仮審査は、最短即日で回答がきます。

仮審査結果の連絡は電話のみで、メール連絡には対応していません。

3. 必要書類の提出

必要書類の提出

本人確認書類、その他の必要書類を、メール、FAX、郵送のいずれかで提出します。

携帯やスマホのカメラで撮った画像をメールで送ることも可能ですが、必要書類の内容がハッキリとわかる画像が必要です。

4. 本審査

必要書類を提出後、本審査の開始です。

また、在籍確認も同時に行われます。

5. 契約

契約

本審査に通過すると、契約手続きに進みます。

契約は、来店または郵送での手続きが必要で、インターネット上での手続きはできません。

店舗に来店して契約できれば、融資までの時間を短縮できますが、店舗は東京都と滋賀県の2店舗のみとなります。

なお、申込みから契約完了までは、最短で概ね3営業日かかります。

6. 融資

契約が完了すれば、即日融資が可能です。

カードローンの場合は、本人限定郵便で届くローンカードを使って借り入れできます。

ビジネスローンの場合は、振込みのみになります。

早く融資を受けるには

早く融資を受けるには

即日融資に対応している消費者金融も多いなかで、ビジネクストは、最短でも申込みから3営業日以上かかります。

少しでも早く審査を受けるには、いくつかのポイントがあります。

  1. 来店して契約する
  2. 他社からの借り入れをクリーンにする
  3. 借入希望額を下げる

1. 来店して契約する

契約の際に来店可能であれば、郵送での書類のやり取りが不要になるので、よりスピーディーに手続きが進みます。

ただし、店舗は東京都と滋賀県の2店舗のみです。

2. 他社からの借り入れをクリーンにする

他社からの借り入れをクリーンにする

審査には、契約者の信用情報も重要です。

ビジネスローンなので総量規制の対象外ですが、他社からの借り入れが多かったり、返済を延滞していれば、審査には通りにくく、審査時間もかかります。

少額の借り入れが残っていたり、延滞中の借り入れがある場合は、返済を済ませておきましょう。

3. 借入希望額を下げる

希望額は必要最低限に

事業者向けのローン商品は融資額が大きいのが特徴で、ビジネクストも最高1,000万円まで融資可能です(カードローンは新規取引時は上限500万円まで)。

しかし新規の申込みで希望額を多くしてしまうと、「それだけの資金が必要なのか?」「資金に困っているのか」「返済できるのか?」とマイナスなイメージを持たれ、審査にも時間がかかってしまいます。

初回の希望額は、必要最低限にしておきましょう。

カードローンなら増額申請が可能

カードローンの場合は、利用限度額の増額申請が可能です。

返済実績を重ねて、徐々に増額していくとよいでしょう。

審査で返済能力があると見なされれば、希望額以上の利用額を提示されることもあります。

ビジネクストのメリット・デメリット

ビジネクストのメリット・デメリット

それでは、ビジネクストのメリットとデメリットを見ていきましょう。

デメリット

気になるビジネクストのデメリットは、3つあります。

  1. 時間がかかる
  2. 個人契約はできない
  3. 印紙代がかかる

1. 時間がかかる

時間がかかる

ビジネクストの最大のデメリットは、消費者金融と比べると、融資まで時間がかかるという点です。

消費者金融の場合はスピードが売りのため即日融資も可能ですが、ビジネクストは即日融資は受けられません。

最短でも3営業日以上なので、1週間程度は見ておく必要があります。

融資を急いでいる場合は、消費者金融のビジネスローンを検討してみましょう。

2. 個人契約はできない

ビジネクストは、事業者向けのローンです。

「カードローン」という名前の商品もありますが、個人での契約は一切できません。

3. 印紙代がかかる

印紙代がかかる

契約時の印紙代は、実費になります。

メリット

ビジネクストのメリットは、5つあります。

  1. 審査が柔軟
  2. 追加融資・増額融資が可能
  3. 融資額が大きい
  4. 来店不要
  5. 返済しやすい

1. 審査が柔軟

1年以上の事業実績があれば申込み可能

事業者ローンは、開業から間もなかったり赤字決算だったりすると、通常は審査に通りにくくなります。

しかしビジネクストは、直近の売上や、業務改善しているか、黒字転換への姿勢があるかなどを考慮して、前向きな姿勢で審査をしてくれる会社です。

開業して1年以上であれば、決算書もしくは確定申告書を提出することで申し込めます。

ただし、開業前の資金としての申込みはできません。

2.追加融資・増額融資が可能

カードローンのみ追加融資が可能

カードローンは、利用限度額内であれば繰り返し利用ができます。

なお、ビジネスローンは契約時にまとめて一括での融資となるので、追加融資は受けられません。

増額融資はあらためて審査がある

増額融資について

利用限度額以上の追加融資、つまり増額を希望する場合は、申込みをして審査を受ける必要があります。

カードローンの場合、ビジネクストへの返済実績と事業の規模で判断されるため、毎月の支払いを延滞なく続けていれば、増額が認められる可能性は高いでしょう。

ビジネスローンの場合は、原則的に一括での融資となりますので、増額する際に新たに証書を発行する必要があり、多数の手続きが必要になります。

増額の審査に通れば、利用枠が増えて金利も下がる可能性はありますが、審査結果によっては返済能力が低下したと判断されてしまう場合があります。

その場合、利用可能額が減ってしまったり、利用自体がストップになったりする恐れがあるので注意が必要です。

3. 融資額が大きい

ビジネクストの融資額は最高1,000万円までで、他の消費者金融のビジネスローンに比べて大きい金額です(カードローンは新規取引時は上限500万円まで)。

100万円以上であれば、上限金利は年15.0%で借り入れできます。

ビジネスローン 金利(実質年率) 借入限度額
ビジネクスト
(事業者ローン)
3.1%~18.0% 最高1,000万円
(カードローンは新規取引時は上限500万円)
プロミス
(自営者ローン)
6.3%~17.8% 最高300万円
アコム
(ビジネスサポートカードローン)
12.0%~15.0%(借入限度額100万円以上)
12.0%~18.0%(借入限度額100万円未満)
最高300万円

4. 来店不要

来店不要

ビジネクストは、融資額が大きいローン商品ですが、来店して契約する必要はありません。

インターネットで申込みし、郵送での契約が可能です。

融資を急いでいて、東京か滋賀の店舗に行ける場合は、来店での契約も可能です。

5. 返済しやすい

ビジネクストは、返済しやすいのもメリットです。

ビジネスローンの場合は口座引落しなので、口座残高に注意しさえすれば、返済忘れの心配がありません。

カードローンの場合は、セブン銀行ATM・アイフルATMから返済するか、金融機関での振込で返済します。

アイフルATMは手数料無料で利用できますが、その他の金融機関では手数料がかかるので注意しましょう。

まとめ

ビジネクストは、事業者ローンの中でも人気が高い商品です。

融資額は業界最高水準の1,000万円までで、金利もそれほど高くありません。

申込み条件を満たして、書類さえきちんと揃えられれば、前向きに審査をしてもらえます。

また総量規制対象外なので、まとまった金額を事業資金として借り入れする際に便利です。

ただし、50万円以下の借り入れを希望する場合は、即日融資が可能な消費者金融で個人向けのカードローンを利用することをおすすめします。

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